「銀河鉄道999 THE MUSICAL」雑感。初めての999。

4/8(金)公演初日の舞台を観てきました。場所は日本青年館ホール。みちこさん(北翔海莉さん)目当てです。

主に、自分のつぶやきまとめの雑感です。ネタバレ全開です。

公式サイト:https://999musical.com/

キャスト(敬称略)と公演時間。

中川晃教(星野鉄郎役)
花總まり(メーテル役)
佐藤流司(機械伯爵)
梅田彩佳(クレア)
徳永ゆうき(車掌)
藤岡正明(大山トチロー)
矢沢洋子(リューズ)
松本梨香(プロメシューム)
北翔海莉(クイーン・エメラルダス)
三浦涼介(キャプテン・ハーロック)

伊藤広祥、植木達也、木暮真一郎、田中しげ美、中島大介、三浦孝紀、安里唯、木南清香、坂口杏奈、真田慶子、原広実、望月ちほ(男女別50音順)
雅原慶(4/15(金)より、シャドウ役で出演)

正式な公演時間は、公式では発表されておらず、以下はざっくりとした私の目分量です。

一幕:1時間15分
幕間:20分休憩
二幕:1時間15分?(初日だったので、数回のカテコ含む)

*合わせてこの日は特製クリアファイルプレゼント対象日だったので、ちゃっかりいただきました。ラッキー!

母と娘。

お話について、本当に全く知らなかったので驚きの連続でした。(メーテルが人間じゃないっぽい?というのはふんわり知っていましたけど)

話をよく知らなくても、人間と機械がせめぎあっている世界ときけば、どういう主張でどうぶつかっていくのかは、なんとなく想像できましたが、母と娘だったなんて。というか、メーテルがそんなふうに母に支配され依存しているなんて、想像していませんでした。

999の物語を知らなくても、メーテルの名前とビジュアルは知っていて、だからこそ頭の中にはすでにメーテルのイメージがありました。それは、ミステリアスで、大人の女性。たぶん、芯が強いタイプなのかな?という。

ちなみに私の中にあった999のわずかなイメージは、子どものころにたまーーーーにテレビで放送されていた「アニメランキング」的な特番でちょこっと流れる映像で構築されたものです。「好きなキャラクターランキング」とか「感動する場面ランキング」とか、そういうの。だから、アニメのラスト?なのでしょうか、鉄郎とメーテルがサヨナラする場面はふんわりと脳内にありました。

母の命令に心を痛めながら、でも自分を愛してくれるのは母だけだから、命令に背くことはできない。姉のように、母を捨てることはできない。自分を愛してくれるのは母だけだから。

母も母で、自分を捨てるなんて許さない。自分から離れるなんて絶対に許さない。お前は私の娘だから。

家族だって縁を切ってもいいのに。あなたを愛している人は、あなたが気づいていないだけで他にもいるのに。

ものすごく哀しかったです。

なんでしょう。私自身も娘であること(とはいえうちは平和だったので『それわかる~!』とかではないのですが)や、少し近くに、母と娘の、母と娘だからこそ?許せない、忘れられない、んだろうな、という関係を垣間見ることがあったので、この手の話は泣きたくなってしまうんです。傷つく。

お姉さんがもう少し手を差し伸べてくれていたらなあと思ったけど、自分自身で精いっぱいだよね……姉だって、「母と娘」の呪い圏内ですもの。

家族って、親子って、護りにもなるし呪いにもなるんだな。

母・プロメシュームは、松本梨香さん。私には声優さんのイメージが強い方です。今回、二階の後ろのほうの席だったからか、もしくは青年館の音響?の問題なのか、さらには予備知識がないので、いろんな固有名詞が初耳だったこともあり、(えっ!何言ってるか全然わからなかった!!)みたいな場面もぼちぼちあったんです。でも、松本さんの声は聞きやすくてはっきりしていて、迫力のあるプロメシュームでした。かっこよかった~。

妹・メーテルは花總まりさん。姉・エメラルダスはみちこさんで、また言いますけど本当に何にも知らないで観たので、この二人が姉妹であることにとっても興奮しました。しかも下級生のみちこさんが姉っていう!

強く凛々しいみちこエメラルダスのこと。

やっぱりみちこさんの舞台が好き。エメラルダスは女海賊ということで、強い人なんですよね。だから大好きな、そういう強くてカッコいい表情や振る舞いが観れました。止まっていて、再び歩き出すとき、マントをばさっと翻すのも、もうカッコよくって!

エメラルダスはトチロー(藤岡正明さん)を思っているの。でもそのトチローは、鉄郎(中川晃教さん)に自身の思いを託して命を終わりにする。

そのトチローを思って歌う時のみちこエメラルダスの表情が!私には初めて見る表情だったんです。愛と哀しみ、淋しさが入り混じった表情で。みれてよかった。

みちこさんも声の通りがいいし、歌ね!やっぱり最高大好き。みちこさんの歌とダンスとお芝居と全部好きです。だいっすき。これからもいっぱいミュージカル出てほし~~~!ブロードウェイミュージカルもいっぱいやってほし~~~!!

その他つぶやきまとめ。

・機械化人が人間を殺して、はく製にして飾るとか……え、えぐいな……

・二幕冒頭で明かされる機械伯爵(佐藤流司さん)の正体が、一幕で機械と人間との共存を、暴力なしでやろう?という主張をしてキラキラしてしていた、鉄郎が友達になった「彼」だったのが衝撃的過ぎて!なにがあって、そんなふうに変わってしまったの???と、何も知らない私は必死に物語を追っていたのだけど、そこには彼自身の考えが変わった特別な理由があったわけではなかった。ただ、そういうふうに改造されたから。ただそれだけ。彼自身の思いなんて1ミリも関係なかった。そして、その場所に導いたのがメーテルという、なんて残酷な展開だろう。

・普段、宝塚ばかりみていて、宝塚が好きなので、たまに外部をみると、いつも最初の30分くらいは、(なんで外部って、こんなに『リアル』なんだろう?この原作は漫画とアニメだから、そもそも現実離れしているはずなのに、それでもなお、どうしてこんなに生々しいんだろう?)(逆に、なんで宝塚ってあんなにどこもかしこも美しくて綺麗でカッコいいんだろう?結果、ゆめゆめしく見えるんだろう?)などと考えてしまう(※念のためにいいますが、いいとか悪いとかじゃなくて、単純になんで違うんだろう?と)。なにが、世界の、表現の境目になっているんだろう。お化粧?なのか……?本当に毎回不思議な気持ちになります。

で、今回もそんなことが頭によぎっていて、鉄郎も、キャラクター・子どもというより「男性」という認識が最初は強かったんだけど、みているうちに鉄郎でしかなくなりました。私にとって、中川さんは鉄郎になりました。お名前は存じ上げていたけど、舞台観るのは初めて?だったかも。改めて経歴をみて、この方のモーツァルトはいったいどんなだったんだろう……?となりました。だって、鉄郎なんだもん!

・鉄郎に対して、冒頭あたりは、すぐうろついては厄介ごとを引き寄せちゃう、もートラブルメーカーーー!などと思っていたのですが、めっちゃいいやつですね……いい男だ……。メーテルは彼に出会えて本当によかったね。ラスト、二人は各々の道を歩いていくことにするし、もう二度と出会えないような言葉を残すけど、いつかどこかですれ違って、お互いに言葉を交わさなくても、(あっ……)って振り返るような未来があればいいと思う。鉄郎のことは心配してないけど、メーテルはどうかほんの少しでも自分を大事にすることを知ってほしいな。

・物語のラスト。鉄郎が一人で歌う歌は、999知らなくても全人類が知ってるやつ!でした。シティーハンターにおけるGet Wild!とっても興奮しました!


以上、銀河鉄道999 THE MUSICALの雑感まとめでした。

今日は、千秋楽ですね。途中でなくなってしまった公演や演者さんの変更などもありましたが、とにかくここまでたどり着けてよかったです。私も、観れてよかった。

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