宙組退団者の方について。風馬翔さんの卒業。

白いお花がたくさん並んでる

おはようございます。salt(@salt3123)です。

タイミングを外している気もしますが、宙組退団者の発表についてです。主に風馬翔さんについて感じたことを綴っています。

宝塚公式のニュースはこちらで確認できます。

参考:宙組 退団者のお知らせ|宝塚歌劇

宙組退団者は5人

風馬 翔(ふうまかける)さん(94期)
花咲 あいり(はなさきあいり)さん(94期)
朝日奈 蒼(あさひなあおい)さん(97期)
舞華 みりあ(まいはなみりあ)さん(100期)

2018年12月24日(宙組 東京宝塚劇場公演千秋楽)付で退団。

鷺世 燿(さぎせよう)さん(101期)は集合日(8月18日)付で退団されています。

 

花咲あいりさんは、今年1月の「不滅の棘」のコーラスガールがかわいくて。ちょこちょこオペラで追っていたのに…寂しいです。まだ94期じゃないか~。

風馬翔さんが卒業されるなんて全然考えてもいなかった

集合日はふんわりと、あの人大丈夫だよね……などと恐れのようなものを抱いたりするのですが。

なんだか笑っちゃうくらい、かけるさんが卒業されるなんて思っていませんでした。

私がかけるさんの顔と名前を覚えたのは、スカイステージ(宝塚専門チャンネル)の「すみれの国の華麗なる食卓」です。

同期の春瀬 央季(はるせおうき)さんとお料理する番組。

2人の正反対のキャラクターが立っていて、ばっちり覚えました。(春瀬さんは元月組トップスターの瀬奈じゅんに似てますよね! 顔が)

そして2016年末のスカステ特番ですよね。かけるさんの「一人エリザベート」

泣くほど笑いました。笑いつつも、上手だなぁとそのスキルも印象に残りました。

 

お芝居で印象に残っているのは、シャングリラ(2010年)の氷(アイス)の子ども時代役です。(あのお話自体が北翔海莉さん好きな私としてはインパクト大でしたけど)

格闘の場面もありましたよね。

子供時代は、悠未ひろさん演じる氷(アイス)の根幹といってもいい部分でした。作中の「今」の氷(アイス)につながる哀しさのようなものがあって……。ああ、もう一度見たくなってきたなぁ。

シャングリラは愛月ひかるさんや蒼羽りくさん、今や立派な星組生の七海ひろきさんも出てらっしゃいます。

上級生から下級生まで気になる方がみっちりで、キャラ萌えがけしからん作品ですから。役名からしてアレですから。ハマる人はハマるやつですよ。(ハマった人)

 

あと神々の土地(2017年)のイワン役。ロシアの農夫の役。狩猟をして街から離れたところで暮らしている老人……(ですよね?)

あの役は演じているのがかけるさんって知らなかったら、全然わからなかっただろうなぁというくらい「巧い」んです。哀しみと素朴な温かさと懐の深さのあるイワンでした。

その組の芯のような人が抜けてしまうさみしさ

勝手にそう思うだけです。

タカラジェンヌさんみんな、その組に根付いてやってきているのにどうして特別にそう感じてしまうのかわからないけど。

 

今の公演で退団してしまう花組の天真みちるさん

前回の公演で退団してしまった月組の宇月颯さん

そして次の公演で退団してしまう宙組の風馬翔さん

 

トップさんが変わってもずっといてくれた人たち。まだもう少し、いてくれるだろうと思っていた人たち。

個人的な感慨ですけど、各組の中でも名前と顔が一致するようになったのも早い方達なんですよね。宇月さんなんて、ほんと最初に覚えたくらいの人かも。

そういう意味でも私にとってはその組の「顔」のような人たちでもあって。

そう、そして3人とも芸達者さんで。何をするにしても安心してみていられるし、彼ら(すみません、私男役さんってどうしても彼って思ってしまうんですよね)の生み出すモノ、歌やダンスやお芝居が好きでした。

おわりに:できるのは見守ることだけ

タカラジェンヌさんはフェアリーですけど、一人の人間です。

ずっとずっと10年以上いた場所を飛び出すと決める決断は、生半可なものじゃないんでしょうね。怖いだろうなぁ。

きっと様々な思いを乗り越えて決めたのであろうその答えを、私たちは寂しさをかみしめつつ見守ることしかできません。

そしてその「タカラジェンヌ」としての姿を、今しか見られないその姿を目に焼き付けるしかないですよね。

退団されるタカラジェンヌさんとそのファンの方達が最後まで駆け抜けられますように。

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